日々を綴る。

HSPの自分が思ったことや感じたことを誰の目も気にせず自由に綴っていきます

模索と与作と田吾作

私がHSPという言葉を知ったのはいつだったっけ…友達に指摘されて知ったのは覚えてるんだけど、時期の記憶が曖昧だ。とはいえ、その当時はかなりマイナーな言葉だったと思う。だがしかし!最近は芸能人を始め「私もHSPです」とカミングアウトする人が増え、ググればHSP(繊細さん)度テストやHSPさんが書くブログなど沢山の関連情報にヒットする。いやぁ、時代は変わった…。

HSPという言葉で救われる人が沢山いる反面、「なんだその面倒くさいキャラ設定は」と思う人もいるだろうなぁ。私も、自分自身をすごく面倒くさく感じるから(笑)。

思えば、働いていた時、子供もいないのに、定時帰宅後疲れて動けなくてソファに倒れるように横になり、2時間くらい寝たけどなかなか回復せず、そうこうしているうちに残業を終えた旦那が帰宅、「今から晩ご飯作ります…」と這い上がる様にして起きて晩ご飯の支度に取り掛かる…というような事が沢山あった。その時、私は自分の事をなんてダメな嫁なんだろうと思ったし、特別な事があったわけじゃないのにただの仕事でここまで疲れるなんて、体がおかしいんじゃないか…と通院を考えたりもした。でも今考えれば、それはHSP気質のせいだったんだろうなー。仕事場で四方八方にアンテナを張り、いろんな情報をキャッチし、脳がしこたま疲れ切り、ピークに達した日に倒れ込んでいたのだ。多分。

専門学生時代に短期でパーティコンパニオンの仕事をしていた。初めて入る会場では、本当に細かくいろんな事が気になって、でもそんな細かい事をいちいち先輩に聞く勇気も時間も無くて、色々考えあぐねてすごくすごく疲れたのを思い出す。一度勇気を出して先輩に聞いてみたけど(確か皿の置き方とかだったと思う)、先輩の方が困惑していた。「ど、どっちでも良いよ…??」というような答えが返ってきたと思う。ある時は疲れすぎてお客さんから離れた所に立っていたら、先輩に「そんなとこいたら接客できないでしょ?やる気ある?」と言われて更に落ち込んだなー。よくあんな仕事を私みたいな気質の人間が短期的にでも出来たなと思う。いくらお給料が多少良かったとは言え…。あの頃、私はお金を稼ぐのに必死だったから(就活で飛行機を利用する事も多かったし、スーツを買ったりなどお金がかかる事が多かったので)、適性云々よりお給料の数字だけ見て応募してた。だから毎日精神的にかなり疲労していた…。本当は、本屋さんみたいな落ち着いた雰囲気の場所で働きたかったけど、本屋さんのバイトはお給料のレートが低すぎてね…。

まぁそれはさておき、マイノリティとは言え、世の中にはHSPさんが私含め沢山いる訳で、そういう人達がブログやTwitterなどを通じてカミングアウト出来たり、自己表現出来るようになってきたのは、とても良いなぁと思う。HSPの何が辛いって、繊細すぎる事や感度が強すぎる事よりも、周りと同じ事ができなくて理解や共感を得られず、結果自分を責めてしまうのが一番辛いんじゃないかと私は思う。だから、例え安易なラベリングだと言われようが、HSPだから仕方がないんだと開き直れる事、そんな自分を認めて外へ発信できる事はとても有意義だ。

また、世の中に溢れる成功者イメージやビジネス書はほぼ完璧にHSP向きでは無い。だからHSPである限り成功できないんだ、ガーン…ってなるんじゃ無くて、新たな成功者イメージが世の中に誕生すると良いな。「お金だけが成功じゃ無い」なんて言ってみてもまだ負け犬の遠吠え的側面も否めないし、確かにお金"だけ"じゃないんだけど、やっぱり今のところお金はあるに越したことはない。私は、HSPの特性を活かして、物質的にも精神的にも充実した人生を送っている人にとても惹かれる。成功にも多様性があって然るべきだし、それに、なんとなく、なんとなーく、時代は皆んなが其々に輝けるように転換していっているんじゃないのかな…なんて思う。何の根拠も無いけど。

自分がずっと更新をストップしていたブログを再開するにあたり、最初は「とりあえずなんか自己表現したい…」が始まりだった。そして今はHSP気質の視点を活かした文章を書けたらいいなと思い始めている。第三者の目に触れる場所でそれをやるのは、自分の書いた事が誰かの心の琴線に触れて気楽になったり、笑えたり、何らかのポジティブな影響を与えられたら良いなと思うからだ。と言いつつ、こんな辺境の離小島みたいなブログ、特にSNSで拡散するような努力もしていないので、人様の目に触れるチャンスはめちゃ少ないんだけど(それでも読者登録してくれている方々、本当にありがとうございます。このブログに読者さん?!と、私が一番びっくりしています)、今すぐでなくとも数ヶ月、数年先でも、誰かが自分の書いたもので「あーこんな人間もいるんだなー」とか肩の荷が降りたり、ほっとしてくれたら嬉しいなぁ…。

とにかく、HSPであろうがなかろうが、皆んなが其々に楽しく輝ける人生を送っていけたらいい。